SUSTAINABILITY & CSR
土壌の再生
CITIZEN WEEK JAPAN 2020 / Living Soils(生きた土壌) オンラインサステナビリティセミナーを実施
ドーノック湾環境強化プロジェクト)についてお話を伺いました。
- ・グレンモーレンジィの地元ドーノック湾を守り続けることは私たちの使命。
- ・環境を“守る”だけでなく、さらにより良いものにするよう努めている。
- ・排水処理プラントの導入により、排水の廃棄物を95%削減。かつて数多く生息していた天然のオイスターを復活させることに成功し、さらに牡蠣の生育のおかげで、残りの5%もさらに浄化されている。
- ・土だけではなく、海や水もあわせて、私たちの土台となる、生きた土壌(テロワール)であるという考え方に基づいている。
- ・コミュニティ、社員、ビジター、お客様と一丸となって、社会的責任に取り組むことで、社会と企業の持続的発展に寄与したい。
グレンモーレンジィ社がヘンリオット・ワット大学、海洋保護協会とパートナーシップを結び取り組む、ドーノック湾環境改善プロジェクト。(The Dornoch Environmental Enhancement Project=DEEP)
ドーノック湾に生息する生物の多様性を維持、改善し、環境を改善することを目的とする。
排水処理プラントの導入により、排水の廃棄物を大幅に削減、またかつて数多く生息していた天然のオイスターを復活させるために、カキ礁(カキの群生地)の再生を図るなど、画期的な施策を実施している。
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グレンモーレンジィ
CSRディレクターHamish Torrie
/ フードジャーナリスト 佐々木 ひろこ氏
- ・自然はすべて繋がっている。海の内情は陸から見えず、乱獲により悲鳴を上げている。
- ・魚介類が減少している環境に、シェフたちも危機感を感じ、2017年よりサステナブル・シーフードの取り組みを始めた。
- ・ただ安いものを選ぶのではなく、資源の持続可能性に配慮されたものを食べる。産卵期は捕獲すべきではない、など正しい情報を知り、考えて、選ぶことが大事。求めすぎないこと。
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Chefs for the Blue
「シンシア」
オーナーシェフ石井 真介氏
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フードジャーナリスト
佐々木 ひろこ氏
/ ワインジャーナリスト 柳 忠之氏
- ・実際のワイン作りの中での除草剤ゼロ、有機栽培、サステナビリティ認証に関する取り組み
- ・気候変動で収穫期が早まっている中、自然の変化に合わせた栽培方法、モエ ヘネシーの生きた土壌の取り組み(羊を放し飼いにして除草、生物多様性を目指した多様な植物の育成、殺虫剤の代わりにフェロモンカプセルを使用)
- ・モエ ヘネシーの姿勢は、競合も関係なく、情報を共有し、皆で持続可能な発展に取り組む
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Cクラウディーベイ
テクニカルディレクターJim White氏
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ワインジャーナリスト
柳 忠之氏
- ・土が安全でないと食材も安全ではないという観点から、安全な土を料理できないかと思い、土のスープを生み出した。(標高1000m以上の生活排水のない土。微生物が冬眠している冬が旬。)
- ・サステナビリティの観点で、畑の先にある森に興味を持った。日本の森は、杉、ヒノキを植樹された後に放置された状態。循環させていない。雨が降って土砂崩れが起きている。
- ・海外シェフとの交流や海外での講演などから、日本の食文化や日本人のアイデンティティへの質問を受け、自分が作りたい料理をイノベーティブ里山キュイジーヌと定義。
- ・海外のシェフとの交流から年に1度の環境会議を実施している。今年は5回目で日本での開催を予定していたがオンラインで実施。
- ・日頃自分たちでできることは、無農薬の食材を買う、農家から直接野菜を買う。Keep in touchという農家と消費者を直接つなぐ取り組みもしている。
- ・真実はゆるがない。貫いていればいつかわかってくださるという信念。自分を信じる。今も努力の最中である。
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NARISAWA
「ナリサワ」オーナーシェフ成澤 由浩氏
- ・世界の森は、地球温暖化による山火事等の影響で1秒ごとにテニスコート15面分の森林が失われ、日本の森は、スギ・ヒノキの大量の植樹により、この100年で増えている。
- ・日本の森はダイバーシティが失われている。放置せず、間引くのも大事。
- ・生きた土壌とは、森林により水がしみこみ、水が一気に流れるのを防ぎ、また、落葉により栄養を含んだ水が川に流れ、栄養のある豊かな海をつくる。山も海も繋がっている。
- ・自分たちでできることは、持続可能なRSPO認証のパーム油やFSC認証の紙を使う。エコバッグや紙袋を使う。国産材を積極的に使う。森づくりに参加する。
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More Trees
事務局長水谷 伸吉氏
数世紀の歴史を誇るメゾンを擁する
ラグジュアリーワイン&スピリッツの世界的
リーダーとして、
私たちはステークホルダーと地球全体に
対して果たすべき責任があります。
地域社会を支援し、社会にポジティブな変化を
もたらすことが私たちの役割です。
自然を大切にすることは、
最終的には人を大切にすることに繋がります。
それが一つになって「共に生きる」ということなのです。
なお、ディアジオ グローバルでも、
「環境負荷の低減」、「適正な飲酒の促進」、「活発なコミュニティの構築」の3つのエリアで、
CSR活動を行っています。
Armand De Brignac
Dom Pérignon
Krug
Moët & Chandon
Ruinart
Veuve Clicquot
Chandon
Château d’Esclans
Château Galoupet
Minuty
Cloudy Bay
Joseph Phelps
Newton
Numanthia
Skyside
Taylor's
Terrazas De Los Andes
Ardbeg
Belvedere
Glenmorangie
Hennessy
Old Parr
Royal Household
Talisker
SIRDAVIS
Volcán de mi Tierra
WhistlePig