2022-12-01
RUINART

国内の優秀なソムリエを見出す『ルイナール ソムリエチャレンジ』 ハイレベルなコンペティションを勝ち抜いた優勝者2名が誕生!

「ルイナール ソムリエチャレンジ」は、メゾン ルイナールの最高醸造責任者であるフレデリック パナイオティスの発案で、2010年より世界13カ国で展開されているプログラムです。今年は、日本のソムリエの知識力に感銘を受けたフレデリックが初めて同席し、東京・大阪の2会場で開催されました。全国から集った40名のソムリエは、4種のワインのブラインドティスティングを実施、日英記述式回答にて競いました。

また、今年のコンペティションのテーマ「UNCORKED」に伴い、フレデリック自ら、コルクがシャンパンに与える影響について講義を行うと、参加者からは、「かなりテクニカルな内容だったが、コルクに焦点を当てたセミナーは珍しく大変興味深かった」などの声が寄せられ、理解を深めている様子でした。

審査委員のフレデリックと日本ソムリエ協会 常務理事の森 覚氏により厳正なる審査が行われ、東京会場では、L’OSIERの中村僚我さん、大阪会場では、リーガロイヤルホテル大阪の鈴木大輝さんが見事優勝を果たしました。優勝した2名は、フランスで行われる「ソムリエウィーク」に招聘され、ルイナール社やCIVC(シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会)への訪問を含む4日間のスペシャルプログラムへ参加する予定です。

<優勝者2名のコメント>

◎ 中村 僚我さん(L’OSIER)

「この度ルイナールソムリエチャレンジ2022で優勝でき非常に嬉しく 思います。改めてこのような素晴らしい機会を開催してくださったルイ ナール社、MHD様に感謝申し上げます。この大会に向けて2週間 前から毎日テイスティングコメントを制限時間で書き上げる練習をし てきて、その成果が出せたと思います。本番はかなり集中して臨めた ので、シャルドネのみ4種のワインの中で細かな違いから生産地をあ る程度導き出せました。これからもお客様にワインを魅力的に説明 ができるよう、今回の経験を生かして精進してまいります。 」

◎ 鈴木 大輝さんのコメント(リーガロイヤルホテル大阪)

「ルイナールのシャンパーニュは私が勤める『レストランシャンボール』で 一番オーダーを頂くシャンパーニュ。そのため、今回の受賞はとても嬉 しく思います。チャレンジの課題からは日頃から分かりやすくたくさんの 表現でワインを伝えることの重要性を改めて感じました。今後は、ル イナールソムリエウィークに参加が叶うのでシャンパーニュの魅力を多く 届けられるソムリエを目指します。」

◎ 審査委員 森 覚氏のコメント

「ブラインドテイスティングで順位が決まりということで、多くの方々が昨年の第1回目を参考にして、しっかりと準備をしてきたのが伝わる、そんなレベルの高いコメントが多く見られたチャレンジでした。

中でも成績上位者はほぼ品種、産地を正解し、さらに論理的な組み立てでコメントが書かれており、テイスティング能力に加えて知識レベルや経験値の高さも感じました。

その一方で「ルイナール」という先入観に捉われてしまい、出題がスティルワインであったにも関わらず、スパークリングワインと判断した方々がいたのも事実で、少々残念ではありました。来年は是非ともブラッシュアップして再チャレンジして欲しいです。」

◎ フレデリック・パナイオティス氏のコメント

「ワイン分析の精度・コメントのレベルが皆さん非常に高く、日本のソムリエの優秀さを改めて感じました。ルイナールソムリエチャレンジやマスタークラスセミナーを通して、ルイナールだけではなくシャンパーニュ地方が直面している問題やそれに対して我々が行っている活動を皆様に知っていただければうれしい。」

誰もが自分らしくいられる場所、「東京プライド 2025」に参加

MHD モエ ヘネシー ディアジオは、今年で 14 回目の開催を迎えるアジア最大級の LGBTQ+イベ ント、「東京プライド 2025」に参加しました。6 月のプライド月間にあわせ、7 日(土)・8 日 (日)の 2 日間にわたって代々木公園周辺で開催されたプライドフェスティバルには、延べ 27 万 3 千人が来場。LGBTQ+コミュニティの権利と多様性を社会全体で祝福・支援することを目的 に開催される本イベントには、企業・団体・個人など、それぞれの立場から多様性と包摂性へ の取り組みを発信しました。

今年のテーマは、「Same Life, Same Rights(同じ権利がすべての命に)」。あらゆる人が差別や 偏見なく、平等に生きる権利を持ち、それが守られる社会の実現に向けたメッセージが込めら れています。また、イベント名称が「東京レインボープライド」から「東京プライド」へと変 更され、LGBTQ+にとどまらず、ジェンダー、人種、障害などを含む複合的な人権問題への意識 を高める場へと発展を遂げました。

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンはプラチナスポンサーとしてイベントに協賛 し、8 日に実施されたパレードには MHD を含む各メゾンから約 250 名の社員が参加し、渋谷・ 原宿エリアを中心に行進しました。MHD では、サステナビリティマニフェスト「Living Soils, Living Together(生きた土壌、共に生きる)」の軸の一つである「社会との関わり」の一環と して、東京プライドへの参加を含む社会貢献活動に注力し続ける姿勢を大切にしています。今 回の参加は、社内外における DE&I(多様性・公平性・包摂性)の取り組みを改めて可視化し、 コミュニティに寄り添いながら、共に歩む姿勢を示す機会となりました。

今後も MHD は LVMH グループとともに、DE&I の取り組みを継続的に推進し、企業としての取り 組みがきっかけとなり、社員一人ひとりの新しい発見や学びにつながるように努めてまいりま す。


 

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社