2021-02-16
MOËT & CHANDON

モエ・エ・シャンドン ブランド初のグローバル コラボレーションに AMBUSH® クリエイティブディレクター YOONを起用

フランスのシャンパン メゾン、モエ・エ・シャンドンは、グローバルに活躍中のファッションデザイナー、YOONとのコラボレーション ボトル「モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSH」を発売します。

モエ・エ・シャンドンは革新的なデザインで知られるファッションデザイナー YOON(ユン)とのブランド史上初のグローバル コラボレーションを発表。このコラボレーションでは、デザイナー YOONの斬新な革新性を打ち出すとともに、メゾンの願いでもある自然との共生、そして未来を担う世代に向けたメッセージを表現します。また、本コラボレーションの収益の一部はチャリティ活動の支援にあてられます。

モエ・エ・シャンドンは過去に例を見ない、大胆なコラボレーションをするにあたり、ファッションブランドAMBUSH®(アンブッシュ)の共同創立者 兼 クリエイティブディレクター YOONに、その白羽の矢を立てました。YOONは東京を拠点にする新進気鋭のファッションデザイナーで、今回のコラボレーションに創造的なビジョンとモダンな感性をもたらしています。YOONとモエ・エ・シャンドンに共通する「掟破り」な先駆者精神、歴史に裏打ちされたクラフトマンシップの継承への深い敬意、現代的な作品を自然保護に役立てたいという願いが、このコラボレーションを後押ししています。

「モエ アンペリアルのボトルを自由にデザインできるなんて、素晴らしいと思いました。誰もが知っているアイコニックなボトルデザインだからこそ、今回のコラボレーションは大きな挑戦でした。同時に、私の考える美しさをこのアイコニックなシャンパンに添えることができる、大きなチャンスでもあると考えました」とAMBUSH®クリエイティブディレクター YOONは話し、続けて次のように語ってくれました。

「フランス シャンパーニュ地方のエペルネを訪れたことで、モエ・エ・シャンドンの皆さんの、自然と貴重なテロワール(大地)に対する献身ぶりが分かりました。その体験がヒントになり、今回のコラボレーションが支援するチャリティ団体として、ワールド・ランド・トラスト(World Land Trust)を選び、世界中のテロワールを守るお手伝いをしたいと考えました。」

モエ・エ・シャンドンの伝統でもある、1743年の創業から続く分かち合いの精神。メゾンではこの伝統にならい、「モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSH」の販売による収益の一部を、ワールド・ランド・トラストに寄付します。ワールド・ランド・トラストは、絶滅の危機に瀕した自然環境保護を行う国際的慈善団体であり、各地のパートナーと協力して、エコシステムの破壊を止め、希少種や絶滅危惧種がまだ生息している自然環境を保護する取組みを支援しています。この団体のパートナーの1つに、「ホコトコ財団(Fundación Jocotoco)」があります。

「エクアドルのチョコ地域森林地帯にあるカナンデ保護区の保全に対する、モエ・エ・シャンドンの寛大なご支援に感謝いたします。同地はアマゾンの熱帯雨林と同じくらい生物多様性に富んでいますが、アマゾンよりもはるかに深刻な状態にあります」とワールド・ランド・トラストのCEO ジョナサン・バーナード氏は述べています。

「この地域で、もとの姿を残している森林は全体の2%に過ぎませんが、この森に生息する動物の10%が、地球上でここでしか見られない種なのです。モエ・エ・シャンドンとAMBUSH® のコラボレーションによるご支援は、チョコの森林伐採を止めるために大きな影響をもたらすでしょう。また、この森に暮らしている絶滅の危機に瀕している種だけではなく、気候変動の一因の阻止にも貢献が期待できると信じています。」

メゾンを象徴するシャンパン、モエ アンペリアルの誕生は1869年。その152年におよぶ歴史上で初めて、今回はそのアイコニックなボトルのデザインにアーティストのエッセンスを加えました。この事実が、モエ・エ・シャンドンとYOONのパートナーシップを極めて画期的なものにしています。YOONは自身のミニマリズムを反映して、ボトルのネックの色をゴールドから漆黒に変更。そして、エンボス加工を施した純白のラベルとコントラストをつけることにより、唯一無二のデザインに仕上げました。ゼロからの出発を思わせる白いラベルは、「誰もが切り拓くことのできる未来へつながる窓」を表現しています。

モエ・エ・シャンドンの醸造最高責任者 ブノワ・ゴエズはこう述べています。「YOONさんとの今回のパートナーシップに大変期待しています。この取り組みは、当社の数世紀におよぶ伝統に斬新な革新をもたらしてくれます。また、明るい未来を次の世代に遺すためにモエ・エ・シャンドンが取り組んでいる自然保護活動とも意を同じくするものです」

このコラボレーション ボトルを満たすのは、メゾンを代表するシャンパン「モエ アンペリアル」。みずみずしい果実味、魅惑的な味わい、エレガントな熟成が特徴です。シャンパーニュ地方のブドウ畑の豊かさと多様性を反映し、ピノ・ノワールをやや優勢にして骨格を、ムニエでテクスチャーを造り、フレッシュなシャルドネがアッサンブラージュを引き立てています。

モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSHは、2021年3月26日(金)~4月4日(日)まで期間限定で都内にオープンするコンセプトショップにてお求めいただけます。また4月上旬より順次、全国の特定百貨店でも取扱い予定です。詳細は公式サイト( www.moet.com/ja-jp/moet-x-ambush ) をご覧ください。

【商品情報】

「モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSH」

モエ アンペリアルとAMBUSH®のコラボレーション ボトル。白いエチケットは”STEP FORWARD“=「誰もが切り拓くことのできる未来へつながる窓」の象徴です。

商品名   :モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル DESIGN BY AMBUSH

容量    :750ml

希望小売価格:6,700円(税抜)

アッサンブラージュ (ブレンド):ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネ

ドザージュ :7g/ℓ

発売日   :2021年3月26日(金) 予定

【AMBUSH®について】

YOONは2008年、VERBALとともに実験的なジュエリーラインとしてAMBUSH®を立ち上げました。東京カルチャーをキャプチャーした斬新なポップアートにインスパイアされたデザインが特徴です。代表作ともいえるPOW!®モチーフは、世界中のメディアの注目の的となりました。コンセプトを完成させるためのジュエリーのキャンバスとしてアパレルを制作し、AMBUSH®は、ユニセックスなコレクションのデザインへと進化を遂げました。2015年にはパリで初の展示会を開催し、YOONとVERBALはこの年から4年連続で、「The Business of Fashion(BoF)」が発表する「ファッション界を変える世界の500人」に選ばれています。2016年にはブランド初となる路面店「AMBUSH® WORKSHOP」をオープン、また2017年にはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトンによるコンテスト「LVMH PRIZE」にて、AMBUSH®はファイナリスト8組に選出されました。さらにYOONは、2019SSシーズンに初コレクションを発表して以来、Dior Menのジュエリーディレクターを務めています。

2025-05-09
DOM PÉRIGNON

ドン ペリニヨン 醸造最高責任者 ヴァンサン・シャプロン 来日 ~「Dom Pérignon Society」日本での新たな展開~ 庄司夏子シェフがドン ペリニヨン ソサエティ メンバーに加入

MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)が取り扱うプレステージ シャンパーニュブランド ドン ペリニヨンは、ヴァンサン・シャプロン醸造最高責任者が来日、日本に おける「Dom Pérignon Society(ドン ペリニヨン ソサエティ)」の活動において更なる展望を発表。

「Dom Pérignon Society(ドン ペリニヨン ソサエティ)」は、ドン ペリニヨンの醸造最高責任者であるヴァンサン・シャプロンを中心に、130人のガストロノミー・シェフとソムリエが集う世界規模の コミュニティです。20年前にイタリアで発足、相互に高め合い感動的な体験を共有することを原則・ 原動力としています。醸造最高責任者ヴァンサン・シャプロン曰く「美食の芸術と高級ワインは 常に密接に結びついており、シェフやソムリエとともに、知識を分かち合い協力し合うことで、ガストロノミーへの深い理解を育むことができる」。ドン ペリニヨン・ソサエティは、世界的に 著名なシェフやソムリエとのつながりを深め、創造と発信の意欲的なプロジェクトを通して、ガストロノミーの未来に貢献することを目標としています。ドン ペリニヨン ソサエティのメンバーは ヴァンサン・シャプロンとともに、ドン ぺリニヨンの夫々のヴィンテージが包含する多面的な要素を独自のクリエイションを通し明らかにしていきます。

日本における「Dom Pérignon Society(ドン ペリニヨン ソサエティ)」の展開
庄司夏子シェフが新メンバーに迎えて

日本の美食シーンにおいて、ドン ペリニヨンがより多くの才能あるシェフやソムリエとともに新たな価値を創造していくことを目指し、新たな感覚を呼び覚ますユニークな体験を生み出すことを使命として、その活動意義を高めてまいります。このソサエティの日本のメンバーである、2025年ミシュラン 三ツ星「菊乃井」村田 吉弘氏、2025年ミシュラン 二ツ星「NARISAWA」成澤 由浩氏、「鮨 さいとう」斎藤 孝司氏、2025年ミシュラン 二ツ星「La Cime ラ・シーム」高田 裕介氏に 続き、今回新たに東京・ 代々木上原のレストラン「été(エテ)」のオーナーシェフ庄司夏子氏を次のような共通の価値観に コミットする才能として「ドン ペリニヨン ソサエティ」へ迎えました。

  • クラフツマンシップの具現化:ドン ペリニヨンを定義する芸術性と洗練された精神を体現している。レストランétéの革新的な創作は、揺るぎないクラフツマンシップ、精度、卓越性の追求によるものであり、これらはドン ペリニヨンの価値観と共鳴します。
  • 先駆的なイノベーション:アジアのベスト女性シェフ賞を日本人女性として初めて受賞するなど、庄司氏の画期的な業績は、常に限界を押し広げ、可能性を再定義するというドン ペリニヨンの精神、シャンパン造りにおけるブランドの革新性を反映するものです。
  • 稀少性とプレステージ性:ラグジュアリー、卓越、洗練を極めた唯一無二の親密な体験を提供します。
  • 文化的リーダーシップ:庄司氏の影響力は料理の世界を超えて広がり、食とファッションの領域を融合、ライフスタイルやカルチャーシーンをインスパイアする存在です。
  • 完璧なハーモニー(調和)の探求:料理の味わいはもちろん、プレゼンテーション、テクニックなどあらゆる側面における完璧な調和の探求は、最高水準の品質、芸術性、そして時代を超越する魅力とともに、常に革新を追い求めるドン ペリニヨンの使命と一致します。

今後「ドン ペリニヨン ソサエティ」は、特別なコラボレーションディナーやワークショップ、限定 イベントなどを通じ、ファインダイニングにおける才能溢れるシェフやソムリエとの関係をより深め、共に進化し続ける取り組みを強化してまいります。通常では見つけるのが困難なドン ペリニヨンのバックヴィンテージを、ドン ペリニヨン ソサエティのレストランで創造的なお料理とともに楽しむことが できます。※提供内容はレストランによって異なりますので、詳細は各レストランにお問い合わせください。

■ドン ペリニヨン 醸造最高責任者 ヴァンサン・シャプロンのコメント
「ドン ペリニヨンと洗練された美食は、互いにインスピレーションを与え合い、高め合う関係です。庄司夏子シェフとは2年前からご一緒していますが、ドン ペリニョンへの愛があり、唯一無二の個性が あり、芸術性があり、クリエイティビティがあり、それでいてとても人間味があります。また次世代への継承についても熟考され様々な人とのコミュニケーションを行う姿勢が印象的です。これからぜひご一緒させていただけることを心より楽しみにしています」

■ été 庄司夏子シェフのコメント
「ドン ペリニヨンというシャンパーニュは、私にとって特別な存在です。“時間の芸術”と称されるように、短期的な流行に左右されることなく、長期的な視点でシャンパーニュ造りに向き合い、その唯一無二の テイストを今日まで守り続けています。さらに、その味わいの奥には、今もわずか1%ほど、修道士ドン・ピエール・ペリニヨンが1668年から手がけた畑のブドウが使われており、オリジンが確かに息づいて います。まさに、彼のDNAを継承したアートピースだと感じています。ご一緒できることを、心より 光栄に思います 」

■日本のドン ペリニヨン ソサエティ メンバー

村田 吉弘(Yoshihiro Murata)
「菊乃井」2025年ミシュラン 三ツ星★★★
京都・祇園の老舗料亭「菊乃井」の長男として生まれ、大学在学中、フランス 料理修業のため渡仏。卒業後、名古屋の料亭「か茂免」で研鑽を積み、1976年「菊乃井木屋町店」を開店。日本料理を正しく世界に発信し、公利のために料理を作ることをライフワークとして活動をする。2012年「現代の名工」「京都府 産業功労者」、2013年「京都府文化功労賞」、2014年「地域文化功労者(芸術 文化)」、2017年「文化庁長官表彰」、2018年「第5回食の新潟国際賞 佐藤 藤三郎特別賞」「黄綬褒章」「文化功労者」2024年「第56回食品産業功労賞」を受章した。
成澤 由浩(Yoshihiro Narisawa)
「NARISAWA」2025年ミシュラン 二ツ星★★
、ミシュラン グリーンスター 日本の里山にある豊かな食文化と先人たちの知恵を探求し料理で表現する、 "Innovative Satoyama Cuisine" イノベーティヴ里山キュイジーヌ "( 革新的   里山料理 ) という NARISAWA 独自のジャンルを確立。自然への敬意、心と体に有益で、環境に配慮した持続可能な美食“ Beneficial and Sustainable Gastronomy” を発信し続けている。 2010 年スペインの世界最高峰の料理学会 Madrid Fusionで「世界で最も影響力あるシェフ」に選出。 2018 年 国際ガストロノミー学会で 日本人史上初グランプリ受賞。2019 年 G20 大阪サミットの首脳晩餐会では料理を担当。「ワールド 50 ベスト レストラン」に14 年間連続で選出されている。
齋藤 孝司(Takashi Saito)
「鮨 さいとう」
高校卒業後、銀座の有名鮨店で研鑽を積み、2000年「鮨かねさか」に入店。2004年に『鮨かねさか』赤坂店を任され、2007年に同店を「鮨さいとう」に改名し 独立。まもなくミシュラン一ツ星、2009年三ツ星を獲得、2019年まで10年間 維持したのちに返上。2018年「フォーシーズンズホテル香港」に出店したのを 皮切りに「鮨さいとう」やプロデュース店など現在までに7店舗を展開。後進の育成にも尽力している。
高田 裕介(Yusuke Takada)
「La Cime ラ・シーム」2025年ミシュラン 二ツ星★★
辻調理師専門学校卒業後、フランスでの修業を経て2009年に帰国。2010年、 自身の哲学を表現する場を立ち上げ、2012年にミシュラン一つ星を獲得。2016年に二つ星へ昇格し、2025年もその評価を維持している。 日本各地の食材や発酵、乾物、節類などの古来の知恵を深く掘り下げ、そこに世界の技法と感性を重ね合わせて、新たな表現を生み出す。四季のうつろいや香り、風土に根ざした素材の声に耳を傾けながら、“日本でしか生まれえない 料理”を追求している。
2025年も引き続き「アジアのベストレストラン50」でも8位に選出。世界における日本料理の新しい可能性を示し続けている
庄司夏子(Natsuko Shoji)
「été(エテ)」
駒場学園高等学校 食物調理科を卒業後、「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット(現「レクテ」)、「フロリレージュ」を経てオーナーシェフとして独立。2014年24歳でスイーツ専門店として「été」を開業。季節のフルーツを贅沢にあしらった完全予約制のケーキを販売する『フルール・ド・エテ』が「幻のケーキ」と話題に。2015年 一日一組の完全紹介制レストラン「été(エテ)」をオープン。2020年「アジアのベストレストラン50」でアジアのベスト・パティシエ賞  受賞、2021年日本人女性シェフとして初めて、Asia ’ s Best Restaurantsに   ランクイン。2022年同アジアの最優秀女性シェフ賞を受賞