BRAND HISTORY

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THE STORY OF ARDBEG
I

I

究極のアイラモルトが誕生するまで

アードベッグ蒸留所は1815年の設立以来、その個性的な味わいで熱狂的に
支持されてきました。高い名声にも関わらず、その歴史は決して明るい側面ばかり 
ではありませんでした。1980年代から1990年代にかけて度重なる閉鎖の危機を
乗り越え、1997年、アードベッグはグレンモーレンジィ社の傘下に入り、
不死鳥のごとく蘇りました。

THE STORY OF ARDBEG
II

II

最もピーティーでスモーキー※

長年アイラ島ではウイスキーの製造工程の中で、原料となる大麦麦芽を乾燥させる
燃料として、ピート(泥炭=植物が腐食した堆積物)が使われてきました。
このピートが、アイラモルト独特のスモーキーさを生み出しています。

その中でもフェノール濃度55-60ppmで炊き込まれたアードベッグは、
スコットランドで最もピーティーなシングルモルトとして高く評価されています。※

※アードベッグのピートレベル 50-65ppmは 
スコットランドの定番ウイスキーの中では最も高い値です。
(限定品の中には100ppmを超えるものもあります)

THE STORY OF ARDBEG
III

III

ピーティー・パラドックス

蒸留器(再留釜)に設置された精留器(ピューリファイア)が、ウイスキーに
フルーティーでフローラルな甘さと複雑さを与えます。
アードベッグは強烈にスモーキーでありながら、繊細な甘さを持つことで高く
評価されており、ピーティー・パラドックス(矛盾)として親しまれています。

THE STORY OF ARDBEG
IV

IV

究極のレシピ

シングルモルトで最も高いレベルのフェノール値、蒸留所が所有する
水源ウーガダール湖の軟水の仕込み水、ウイスキーになめらかな質感を与える
オレゴン松の発酵槽、テクスチャを最大限に引き出すためのノン・チルフィルター、
そして作り手の情熱。
究極のアイラモルトを生み出すレシピです。

THE STORY OF ARDBEG
V

V

ワールド ウイスキー オブ ザ イヤー

アードベッグ10年は、ジム・マレーの「ウイスキー・バイブル2008」において、
ワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しましたが、
これはまだ序章にすぎませんでした。 

翌2009年には、ウーガダールが同賞を受賞、
2010年には限定品のスーパーノヴァが 
スコッチ・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。 
「ワールド・ウイスキー・アワーズ」では、コリーヴレッカンが2010年、 
限定品のガリレオが2013年にベスト・シングルモルト・ウイスキーを 
受賞しています。 

レジェンドはまだまだ続きます。

THE STORY OF ARDBEG
VI

VI

アードベッグ・コミッティー

波乱に満ちた過去からの奇跡の復活劇の裏には、アードベッグを愛してやまない
人々(アードベギャン)の思いがありました。 
2000年には2度と蒸留所が閉鎖されるようなことがないようにとアードベッグの 
熱狂的なファンによりアードベッグ・コミッティーが結成されました。 
アードベギャンの輪は、世界130カ国の12万人に広がっています。 
世代を超えて愛されるこの蒸留所のドアが閉じられる日は、 
もう決して訪れないでしょう。